整形外科は運動器疾患の専門医です。
運動器とは骨、関節、人体、筋肉、神経といった体を動かすことと関係している組織の総称です。
具体的には四肢と背骨の疼痛、変形、機能障害を診察する診療科です。
体のどこかに痛みが生じた場合に「その原因よりも、とにかく痛まなければよい」ということではなく、
1)どこの組織や器官に異常が生じているのか原因を突き止め、最良最適な治療をする。
2)今後の予防はどのようにするのかを指導する。
このように複合的な医学知識、経験、実績による医療が必要とされるのが整形外科医です。
成長期の四肢と背骨の疼痛は診断を付けることが重要です。
成人とは全く違った病態のことが多く、治療が必要なもの、定期的に経過を追ってみるもの、生活指導のみで治療の必要のない場合もあります。
成人期においては運動や仕事、生活習慣と関係している疾患が多くみられます。
局所的な使いすぎが問題になることが多く、運動器の取り扱いが重要です。
高齢者は運動器の衰えにより転倒、骨折、寝たきりという状態にならないようにどのようにするのかが課題です。
加齢による筋力低下ばかりでなく、疾病による疼痛や外傷により筋力が低下してくることが転倒、骨折、寝たきりへと進みます。
そのためにも治療はもとより運動器の衰えや障害を軽減し健康寿命を延ばす、という啓発活動にも力を入れています。
私は医師となった日から今日まで、
患者様の痛みや不具合をしっかり聴いて拾い上げ、その方に最適な治療方法を見出していく、という医療の基本原則を大切に守り続けています。
また、医学は常に変化しており最新の医療技術や治療方法等を継続的に学ぶことで患者様により良い治療や指導ができると考え精力的に活動しております。
現在、その活動の延長として当医院の院長だけでなく、日本臨床整形外科学会副理事長として「運動器の障害を予防して健康寿命を延ばそう」という内容で啓発活動を行っています。
医師名 | 奥村栄次郎 (医学博士) |
略歴 | 日本大学医学部 昭和56年卒 日本大学整形外科兼任講師(平成8~29年) 平成15年4月 奥村整形外科 開院 |
所属 | 日本臨床整形外科学会 副理事長 東京都臨床整形外科医会 会長東日本整形災害外科学会評議委員 |
認定等 | 日本整形外科学会専門医
日本骨粗鬆症学会認定医 日本医師会認定健康スポーツ医 |
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